研修管理委員長あいさつ

平成29年8月

研修管理委員会委員長
(診療局長・外科部長)
山田 誠
yamada geka2

平成16年度から開始された新研修医制度も14年目を迎え、当院では115名が初期臨床研修を終了して巣立ち、各領域で活躍しております。また、初期研修終了後あるいは他の病院で研修後に、多くの研修医が当院での後期研修を選択しています。そして、平成29年4月は、岐阜大学病院協力病院型プログラムの4名を加えた計17名の新研修医を迎えてスタートしました。

当院では、当初より岐阜市民病院臨床研修の基本理念(表1)、岐阜市民病院臨床研修医の行動目標(表2)を掲げ、社会人として医師として社会に貢献できる人材の育成に心掛けてまいりました。そのために、卒後臨床研修評価機構の認定を受けて外部の評価を取り入れながら、また研修医や後期研修医の意見も聞きながら、より充実した研修環境の整備と研修プログラムの改善に研修管理委員会を中心として常に取り組んでいます。

今年度の当院のプログラムも、より充実した救急の研修を目標に、救急診療部での救急研修を、1年目と2年目にそれぞれ1ヶ月行い、段階的に救急の知識・技術を研修する体制としております。さらに、当院の独自のプログラムとして救急で遭遇することが多い専門科目(脳神経外科、整形外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、小児科)での研修を選択必修としており、より幅広く救急に対応するための知識・技術が習得できるようにしています。

また、1年目には内科系6ヶ月、外科系3ヶ月と救急系3ヶ月をローテションで研修することにより、臨床における基本的な知識・技術が習得でき、2年目には選択必修の小児科、産婦人科、精神科も必修として幅広い知識・技術を習得できるプログラムとしています。さらに、地域研修では希望に添った研修ができるように協力型病院(4施設)と臨床研修協力施設(19施設)から選択できる体制となっております。

この様に、当院では幅広い知識・技術を習得して地域医療に、あるいは最先端の知識や技量を身につけて医療の進歩に貢献できる医師を目指す研修医を募集しています。職員一同、皆様が当院へ研修に来ていただくことをお待ちしております。

参考:岐阜市民病院臨床研修の基本理念(表1)
岐阜市民病院臨床研修医の行動目標(表2)

表1 岐阜市民病院臨床研修の基本理念

  1. 医師として将来専門とする分野に拘らず、一般的な診療において頻繁にかかわる負傷または疾病に適切に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力を身につける。
  2. 社会的な知識を身につけ、社会人としての規律を守り、医師として思いやりのある人格を涵養する。
  3. チーム医療の一員として、安全・安心・満足の得られる患者中心の良質な全人的医療を実践する。

表2 岐阜市民病院臨床研修医の行動目標

  1. 患者―医師関係
    患者を全人的に理解し、患者・家族と良好な人間関係を確立する
  2. チーム医療
    医療チームの構成員としての役割を理解し、保健・医療・福祉の幅広い職種からなる他のメンバーと協調する
  3. 問題対応能力
    患者の問題を把握し、問題対応型の思考を行い、生涯にわたる自己学習の習慣を身に付ける
  4. 安全管理
    患者及び医療従事者にとって安全な医療を遂行し、安全管理の方策を身に付け危機管理に参画する
  5. 症例呈示
    チーム医療の実践と自己の臨床能力向上に不可欠な、症例呈示と意見交換を行う
  6. 医療の社会性
    医療の持つ社会的側面の重要性を理解し、社会に貢献する

▲ページの先頭へ


ページの先頭へ