病理診断科部

概要

病理診断科部では、手術または検査の目的で採取された臓器、組織、細胞を顕微鏡で観察して、病気(疾患)の診断や原因(病因)の究明をしています。
病理診断科部の業務は、病理組織検査、細胞診検査、病理解剖の3分野に分かれています。

▲ページの先頭へ

スタッフ紹介

医師紹介

byouri.t-tanaka
田中卓二 病理学、細胞診、がん予防、毒性病理学
役職
病理診断科部長
病理診断研究センター長
主な資格、認定
死体解剖資格
病理専門医
細胞診専門医・指導医
国際細胞学会フェロー
毒性病理学専門家
病理専門医研修指導医証
卒業年、主な職歴
昭和51年岐阜大学医学部卒
昭和53年4月岐阜大学助手(医学部附属病院・中央検査部)
昭和58年7月~昭和60年6月 American Health Foundation,Naylor Dana Institute(New York)、Visiting Scientist
平成2年7月岐阜大学講師(医学部・病理学第1講座)
平成3年9月岐阜大学助教授(医学部・病理学第1講座)
平成9年10月金沢医科大学腫瘍病理学(第1病理)主任教授
平成21年6月株式会社東海細胞研究所所長
平成25年6月同顧問、朝日大学客員教授
watanabe syoukakinaika
渡部直樹
役職
病理診断科部医長
消化器内科部医長
病理診断研究センター医長
主な資格、認定
死体解剖資格認定
日本内科学会認定医
日本消化器病学会専門医
日本肝臓学会肝臓専門医
臨床研修指導医
日本旅行医学会認定医
卒業年、主な職歴
平成17年卒

▲ページの先頭へ

病理組織検査

手術で摘出された組織を、病変の部位が
見やすいように病理医が切り出します。
切り出した病変をパラフィンという
蝋で固めてブロックを作製します。
ブロックを厚さ2/1000mm(2ミクロン)
という薄さで薄切します。
薄切した切片にHE染色を施した標本を、
病理医が顕微鏡で観察して
病気の診断をします。
HE染色をした顕微鏡画像です。HE染色では、
核を紫色に、細胞質を桃色に染め分けて
観察しやすくしています。

▲ページの先頭へ

免疫組織化学染色

免疫組織化学染色とは、抗原抗体反応を利用して、組織中の特定の抗原を検出する染色方法です。
HE染色だけでは診断できない場合の補助的な役割や、病理診断を裏付ける確証となります。
byori-meneki1
免疫染色装置
byori-meneki2 byori-meneki3 byori-meneki4

B細胞に特異的なCD20、CD79aという抗原を検出し、B細胞性のリンパ腫であると診断します。

▲ページの先頭へ

分子標的治療

分子標的治療とは、がん細胞だけに存在する特徴的な部分(標的分子)のみを攻撃し、副作用が少なく、高い治療効果を期待できる治療法です。当院では以下の標的分子を検出しています。

標的分子適応される疾患分子標的薬
HER2 乳がん、胃がん トラスツズマブなど
EGFR 非小細胞肺がん、大腸がん ゲフィチニブ、セツキシマブなど
ALK 非小細胞肺がん クリゾチニブなど
byori-bunsi1 byori-bunsi2 byori-bunsi3

▲ページの先頭へ

細胞診検査

尿や喀痰に含まれる細胞や、子宮癌検診、腫瘍の穿刺などで採られた細胞を染色し、顕微鏡で観察することによって悪性(癌)細胞の有無を調べる検査です。
細胞検査士という専門の技師が担当し、異常な細胞を認めたときは病理医が最終判定を行ないます。

胸水中に出現した
肺がん細胞
子宮頸部から擦過された
子宮頸がん細胞
乳腺腫瘤を穿刺して得られた
乳がん細胞

▲ページの先頭へ

病理解剖

ご遺族の承諾のもと、病死された患者様のご遺体を解剖させていただき、治療の妥当性や死因の解明を行います。

▲ページの先頭へ

診療実績

最近の実績は下記のとおりです。

  1. 学会等認定制度による施設認定(2016年)
  2. 診断実績(2016年)
  3. CPC(解剖検討会)(2016年)
  4. ハンガリー研修(2016.8.1~8.5)
  5. 学会発表(2016年度)
  6. 学術関係論文(2016年度)

▲ページの先頭へ


ページの先頭へ