乳腺外科

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スタッフ紹介

nakata nyusenka
中田琢巳 乳がん診療
役職
乳腺外科部長
外来化学療法部長
主な資格、認定
日本外科学会専門医
日本乳癌学会専門医
卒業年、主な職歴
平成3年岐阜大学医学部卒
岐阜大学医学部附属病院第2外科
nyusen.shigeki-hosono
細野芳樹 乳がん診療
役職
乳腺外科副部長
主な資格、認定
日本外科学会指導医・専門医
日本乳癌学会専門医
日本がん治療医認定医機構暫定教育医・がん治療認定医
卒業年、主な職歴
平成7年卒
朝日大学歯学部附属村上記念病院 乳腺外科
岐阜大学医学部附属病院 腫瘍外科

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診療内容・診療実績

最近の乳がんの動向と手術術式の推移

わが国での乳がんの年間の罹患数は8万人を越し年々増加傾向にあります。
手術術式は検診による早期発見となどから2005年ごろから乳房温存術が増えておりましたが、ここ数年は乳房切除と房温術が半々となっており、2016年は乳房切除37例、部分切除30例となっております。


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乳房温存手術の適応

どのような乳がんでも温存手術ができるわけではありません。術後間もなく乳房内再発が起こっては困りますから、それなりに厳しい適応基準があります。当科で作っている基準があり、それに従って行っています(第1表)。
乳がんの中には、どんなに腫瘤が小さくても、乳管内を浸潤して広がって行くタイプがあります。がん病巣がないかを術後の病理学的検査で確認し、取りきれたように見えても念のために存在するかもしれない小さながん病巣を死滅させる放射線照射を行ったり、場合によっては追加の手術を行う事が必要になります。5年生存率と健存率は、それぞれ98.0%と93.4%で乳房切除術と特に有意な差はありません。
最近では症例によっては術前に抗がん剤治療を行い、縮小させてから温存手術を行う方法もとられるようになってきています。

第1表 乳房温存手術の適応基準
(1) インフォームドコンセントにより本人が希望するもの
(2) 腫瘤径2.5cm以下
(3) 腋窩リンパ節転移のないものもしくは軽度のもの
(4) 乳頭腫瘤間距離の離れているもの
(5) 多発腫瘤のないもの
(6) マンモグラフィーで広範囲な石灰化のないもの
(7) 術後照射の受けられるもの

乳がんの病期別生存率と健存率

当院の乳がんの術後成績をがんの進行度別に表したものです。
病期別の10年生存率では、非浸潤がん(Stage0)100%、Stage1 96%、Stage2 86%、Stage3 43%となっています。
病期ごとの割合ではStage1、2が多くを占めています。
いずれも統計学的処理で実数の中から他病死をのぞいて集計しています。

生存率/(健存率)1年3年5年7年10年
ステージ0(32症例) 100
(100)
100
(100)
100
(100)
100
(100)
100
(100)
ステージ1(82症例) 100
(99)
99
(96)
99
(94)
97
(92)
97
(91)
ステージ2(109症例) 100
(97)
95
(92)
90
(83)
89
(78)
86
(78)
ステージ3(16症例) 88
(88)
63
(44)
50
(44)
44
(44)
44
(44)
乳がん病期別生存率(2004~2006年)

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乳がん病期別健存率(2004~2006年)

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