産婦人科 新着情報

《産婦人科外来の週間予定表はこちらです》

新着情報

重要 厚生労働省は、他の医療機関等からの紹介状を持たず、一般病床200床以上の地域支援病院を受診する患者さんには、原則として、初診時または再診時に定額をご負担いただくことを義務化しております。通常の診療費の他に別途、初診は7,700円、再診は3,300円のご負担になります。(2024年4月1日現在)それは下記に記載している病診連携を推進強化するためです。出費がかさむご時世、まずはお近くのクリニックさんで診てもらう習慣をつけましょう。必要があれば紹介状を書いてもらって当院のような地域支援病院を予約受診するようにしましょう。紹介状なしでの当院への受診(再診も含みます。)は出費負担が大きくなりますのでよろしくお願い申し上げます。2024年4月1日

重要 現在、当院は病診連携(かかりつけ医さんとの連携)を強化しています。それは患者様を一施設だけで診るのではなく、地域単位の施設で診るという意味合いがあります。当院のような総合病院はかかりつけ医さんで対応できない中等症以上の患者様を主に診療する役割を担っています。そこにたくさんの軽症(かかりつけ医さんで十分対応できる診療)の患者様が来られて、本来診なくてはならない中等症以上の患者様の診療に十分な時間をかけられないという現状があり、待ち時間も長く、病院にとっても患者様にとっても良いことではありません。病診連携により患者様の住み分けができ、効率的な診療が可能になるわけです。そこで当科としましては、かかりつけ医さんで十分対応できる初再診での一般の患者様(単なるがん検診、外陰炎、膣炎の治療、子宮脱のペッサリー治療、卵巣子宮腫瘍の薬物治療や経過観察等)はできるだけかかりつけ医さんで診てもらうようにお願いしております。従いまして地域連携室の予約(手術適応患者様、癌治療患者様、クリニックで対応困難な中等症以上の患者様等)が入り易くなっておりますので、地域病院やクリニックの先生方、ご紹介の程よろしくお願い申し上げます。2024年4月1日

重要 初再診での紹介状のない方は予約診療ができませんので、再診時含め毎回1階での受付が必要になり、状況によっては待ち時間が長くなります。従いまして、できるだけ紹介状をお持ちの上で受診されることをお勧めします。かかりつけ医さんより当院地域連携室を通して予約を取ってもらうのが一番待ち時間が少なくよろしいかと思います。紹介状をお持ちでも当院地域連携室を通しての予約でない方は状況によっては待ち時間が長くなりますのでご了承ください。2024年4月1日

新着 3月31日付けで谷垣佳子医師,手塚慶吾医師,亀山千晶医師が離任し、4月1日付けで神田明日香医師,篠田幸恵医師,椿佳那子医師が着任しました。よろしくお願いします。2024年4月1日

新着 4月1日現在の手術までの待ち時間です。状況によっては早く入れることもあります。また逆に受診された時にはすでに埋まっていてもっと遅くなることもありますので、ご了承ください。
1.悪性腫瘍手術は現在0-1ヶ月待ち(最短4月18日)です。直前に悪性腫瘍手術の方が入らない場合は3.4.の手術で入れる方を入れます。状況によっては早く入れることもあります。
2.子宮脱や子宮全摘のロボット支援下手術は2-5ヶ月待ち(子宮全摘最短6月18日,子宮脱最短7月30日)です。詳しくは内視鏡下手術日 最新空き情報をご覧ください。子宮脱の状態によっては膣式手術になり早く入れることもあります。
3.子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症の腹腔鏡下手術は1-5ヶ月待ち(最短5月1日)です。詳しくは内視鏡下手術日 最新空き情報をご覧ください。状況によっては早く入れることもあります。
4.卵巣チョコレート嚢胞以外の良性卵巣腫瘍の腹腔鏡下手術は1-5ヶ月待ち(最短5月14日)です。詳しくは内視鏡下手術日 最新空き情報をご覧ください。状況によっては早く入れることもあります。
5.子宮粘膜下筋腫等の子宮鏡下手術(外来手術は除く)、子宮内膜アブレーション、膣式子宮脱手術は0-1ヶ月待ち(最短4月30日)です。詳しくは内視鏡下手術日 最新空き情報をご覧ください。

新着 2022年5月から骨盤臓器脱に対する膣式腹腔鏡下手術を開始しておりましたが,2023年10月より卵巣腫瘍の膣式腹腔鏡下手術を開始しました。4件目までは順調でしたが,5件目で術前に確認できなかった直腸癒着により直腸損傷を起こし、術中に当院外科での修復を経て完治しております。その後当院の倫理審査を経てより安全なハイブリッド膣式腹腔鏡下手術を今月から開始することになりました。腹壁には原則1か所の切開創はできますが,従来の腹腔鏡下手術よりは術後の疼痛も少なく,回復も早いと思います。今月は1件予定していて無事完遂しております。2024年4月4日

継続 2020年8月より子宮筋腫、子宮腺筋症に対するロボット支援下子宮全摘術を施行しております。腹腔鏡に比べ体格が良い方での操作性に優れているため、原則BMIが28以上の方を対象としています。また癒着剥離が腹腔鏡より拡大視で手振れなく確実にできるため、骨盤腔内癒着症例(子宮内膜症、既往帝王切開症例など)も対象です。それから病変に極力触れないで丸ごと取ることができるため、子宮前癌病変(子宮内膜増殖症)も対象です。さらにロボットは腹腔鏡より1本操作鉗子が多いため子宮操作ができない子宮頚部筋腫も対象です。それから比較的大きい子宮サイズ11から13㎝大もロボットに適しているため対象にしました。偽閉経薬で縮小可能であれば初診時17㎝大も可能です。現在まで145件(うち2件は仙骨膣固定術併施,1件は術野確保困難で途中開腹変更)施行し、膀胱損傷1例ありましたが術中に修復しております。その他の主だった合併症としては脱毛1例ありましたが,回復しております.今月は4件予定しています。2024年4月1日

継続 腹腔鏡下子宮体がん根治手術を施行しています。対象は子宮体がん1A期(筋層浸潤1/2以内)の初期がんの方です。利点は何といっても従来の開腹手術より患者様のご負担が少なく術後回復が早いことです。入院期間も9日間と開腹手術の12日間に比べ短期間で家庭や社会復帰も早いです。術後腸閉塞などの合併症も少なくなります。傷が小さくて済むのも魅力的です。ご希望の方は現在かかっている医師(かかりつけ医)より当院地域連携室を通してご予約ください。宜しくお願い申し上げます。現在まで123件施行し、2件途中は出血増加で開腹になりましたが、121件は腹腔鏡で完遂しております。その他の主だった合併症としては血管損傷1例、術後出血1例、神経損傷1例ありましたが、開腹変更含めいずれも後遺症なく回復しております。今月は予定ありません。2024年4月1日

継続 骨盤臓器脱手術ですが、ロボット支援下仙骨膣固定術が2020年4月より保険診療で認められ、当科でも2020年9月から施行しております。適応としては子宮脱/膀胱瘤/直腸瘤です。特に子宮脱手術後の再発でお困りの方、子宮良性腫瘍合併の子宮脱の方、40-50歳代で子供さんを産み終えた子宮脱の方、股関節疾患等により膣式手術が困難な方にお勧めです。腹腔鏡と違い肥満の方にも対応可能です。腹腔鏡は現在まで87件施行し腹腔鏡で完遂しております。ロボットは現在まで50件(うち2件は子宮全摘術併施)施行、1件は高炭酸ガス血症のため終盤で開腹変更)施行し,その他の主だった合併症は発生していません。現在、適応を60歳未満あるいは60歳以上で夫婦生活のある方,ない方でも膀胱瘤,直腸瘤がひどい方,そして再発の方に限定しました。60歳以上で夫婦生活のない方で膀胱瘤,直腸瘤がひどくない方は下記の膣式腹腔鏡下手術に移行しております。今月は2件予定しています。またメッシュを使用しない膣式手術(従来法,膣閉鎖術含む)/腹腔鏡下手術(子宮全摘術+膣断端挙上術)も施行しています。現在まで86件施行しております。今月は予定ありません。入院期間はいずれの手術も7日間です。ご希望の方は現在かかっている医師(かかりつけ医)より当院地域連携室を通してご予約ください。詳しくは子宮脱(膀胱瘤、直腸瘤)に対する内視鏡下手術治療のコーナーをご覧ください。2024年4月1日

継続 2022年4月より腹腔鏡下膣断端挙上術が保険診療で認められ、当科でも2022年5月より膣式の腹腔鏡下手術を開始しました。対象は膀胱瘤や直腸瘤のない子宮脱のみならず軽度の膀胱瘤や直腸瘤のある子宮脱で、夫婦生活がない方にも適応拡大しました。またメッシュが適さない方や希望されない方も対象です。最大の利点はお腹に傷がないため術後の痛みが少なく術後の回復が早い点です。但し予想に反する癒着があると通常の腹腔鏡下手術併用(ハイブリット手術)になる事もあります。また子宮脱ではメッシュ特有の術後トラブルがない事も利点と言えます。現在まで9件施行しております。1件は腹腔鏡併用のハイブリット手術、1件は膀胱損傷がありましたが術中に修復して手術は完遂しております。今月は予定ありません。ご希望の方は現在かかっている医師(かかりつけ医)より当院地域連携室を通してご予約ください。詳しくは子宮脱(膀胱瘤、直腸瘤)に対する内視鏡下手術治療のコーナーをご覧ください。2024年4月1日

継続 2013年1月より過多月経に対するマイクロ波子宮内膜アブレーション:MEA(子宮鏡下子宮内膜焼灼術)を行っています。現在まで108件施行しております。今月は2件予定していますが、器械の更新時期のため通常の子宮鏡による内膜焼灼術を予定しています。詳しくはマイクロ波子宮内膜アブレーション:MEA(子宮鏡下子宮内膜焼灼術)のコーナーをご覧ください。2024年4月1日

継続 腹腔鏡下子宮筋腫摘出術で使用する電動モルセレーター(筋腫を細切する器械)がまれに(350人に1人;0.28%)子宮に隠れている致命的ながんを拡散させる可能性があるとの懸念から、アメリカでは2014年4月17日に食品医薬品局(FDA)から、医師が子宮筋腫を除去するためにこの装置を使わないようにしてくださいという勧告を出しました。それに伴いアメリカの製造会社が発売を停止し、日本でも同様の措置がとられました。それを受けて日本産科婦人科内視鏡学会が全国アンケート調査をしたところ、日本では13,545 例中 4 例、0.03%と アメリカの報告に比し 1/10 であり、4 例中 1 例0.007%に播種が起こっていることが判明しました。従って日本では非常に稀な合併症ということになります。当院はドイツ製を使用しており、手術には支障をきたしておりません。また術前画像診断で悪性の可能性が低い事、術後病理検査ですべて良性である事を確認しておりますので、上記のような事態は発生しておりません。最近では臍部、経膣回収に加えて,バッグ内でのモルセレーター回収を施行しています。また多発性は補助下の手術を以前から施行しており、モルセレーターは使用しておりませんのでご安心ください。今月は予定ありません。2024年4月1日

継続 2014年4月より当院は日本産科婦人科内視鏡学会の認定研修施設になっております。
内視鏡、ロボット手術に興味のある研修医、学生さん、当院での研修をお待ちしております。技術認定医3名、ロボット手術操作資格取得医4名おり、豊富な経験と実績でサポート致します。 2024年4月1日

▲ページの先頭へ


ページの先頭へ