薬剤部 医薬品情報管理(DI)

医薬品情報管理(DI)

医薬品情報の収集・整理・保管・提供
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PMDAからの情報を集積しており,薬剤部員に随時提供し、薬剤部内で情報共有できる体制になっています。医師または医療従事者へは,電子カルテ端末上の院内ポータルへの掲載や病棟薬剤師を通じて,医薬品情報の周知徹底を行っています。
定期的な医薬品情報は,MDviewを利用しています。書籍等は,独自に書籍DBを作成し,語句による検索ができ,文献検索に利用しています。また,DI newsは,毎月発刊しており,院内ポータルとMDviewから閲覧可能となっています。

医薬品情報に関する質疑応答

電子カルテ端末のサイボウズを活用し、医薬品情報に関する質疑応答DBを作成しています。この情報は語句による検索ができ、電子カルテ上で容易に質疑応答内容を閲覧することができます。

薬事委員会の開催

薬事委員会は、2月、5月、8月、11月に開催しています。当院で使用される医薬品の採用や、既に採用された医薬品の採用継続可否などの審議をしています。DIでは、薬事委員会の事務局業務(委員会審議に必要な資料の作成、議事録、決定事項の各部署への案内等)を行っています。

病院情報システムのマスタ管理

病院情報システムのマスタ管理は、DIで行っている。今後は、すべてCSVによる一括メンテを考えている。

薬剤部情報システムの作成・管理

薬剤部情報システムの作成・管理を行っています。現在、調剤支援システムの構築のためのマスタ作成を行っています。この調剤支援システムは、臨床検査値を利用したチェック可能なシステムであり、下図にマスタの一部を示します。

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その他
製薬会社の医薬情報担当者(MR)管理システムの作成

医薬品情報担当者(以下、MR)の医薬品情報提供について、これまで岐阜市民病院(以下、当院)においては紙媒体によるMR訪問日誌の記録しかありませんでした。このため、MRがどの医師にどの医薬品の情報提供をおこなっているかの情報を集積できておらず、さらにMRの訪問頻度の把握も容易ではありませんでした。今回、MR訪問を簡便に管理できるMR訪問管理システム(以下、システム)を構築しました。今回構築したシステムにより、MRは簡単な作業で情報提供活動記録を入力することができ、さらにその入力された記録をもとに、MRがどの医師にどの医薬品の情報提供をおこなっているかの情報収集が可能となり、MRの訪問頻度の把握も容易となりました。

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MR管理システムを用いた後発医薬品変更によるMRの訪問日数への影響について

後発医薬品切り替え前後において、先発医薬品メーカーMRの訪問日数に有意差はなかったため、後発医薬品への切り替えを推進しても、医薬品情報提供が減少するとは言えないことが分かりました。このため、全体としては後発医薬品切り替えによるMRの医薬品情報提供への影響は少ないことが示唆されました。

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DI室の風景
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