医療現場で働く専門職のうち、薬剤師、診療放射線技師、リハビリテーション、臨床工学技士、臨床検査技師、栄養士、以上6種類の専門職について理解してもらおうと平成27年8月8日（土）に岐阜市内の小学校に通う5・6年生の児童を対象に、第6回夏休み子ども体験学習が当院各部所において開催されました。
今年は児童43名とその保護者37名の参加となり、児童たちは5つのグループに分かれ、それぞれの専門職の仕事を体験し病院内での役割を学びました。
今回の様子を当日参加の児童たちのアンケートに書かれた感想を添えて紹介させていただきます。
※参加者の了解を得て、写真掲載しています。

開会のあいさつをする鷹尾(たかお)副院長と、あいさつを聞く参加(さんか)児童(じどう)とスタッフ

出発前(しゅっぱつまえ)に引率(いんそつ)の看護師や医師から日程(にってい)説明(せつめい)を聞く児童

薬と薬剤師(やくざいし)の仕事について学習しているところ
感想）薬のことについてよくわかりました。

お薬の分(ぶん)包(ぽう)体験(たいけん)
感想）お菓子(かし)を使って機械で袋(ふくろ)に入れたりするのが楽しかったです。

出来た薬が間違(まちが)っていないかの確認(かくにん)も
感想）お薬を患者さんにとどけるまで何回も確認(かくにん)していてすごいと思いました。

カプセルの薬を作っているところ
感想）カプセルの中にお菓子(かし)をつめるのがむずかしかったけど楽しかったです。

X(エックス)線(せん)を使った画像について学習しているところ（今回は手首）
感想）病院では、安全に放射(ほうしゃ)線(せん)が使われていることが分かりました。

手首のX(エックス)線(せん)写真の撮(と)り方について学習しているところ
感想）角度によって見え方が違(ちが)ったのでおもしろかったです。

実際(じっさい)にCT検査室に入っているところ。
感想）見たことのない機械が見られてよかったです。

CT画像の学習をしているところ
感想）体が輪切(わぎ)り状になって見えたり、立体的に見えるところがおもしろかったです。

リハビリテーションの役割(やくわり)について話を聞いているところ
感想）病気やケガをした人の訓練(くんれん)は大変だと思いました。

えんぴつを使った訓練(くんれん)を体験しているところ
感想）きき手でないほうで字を書くのがむずかしかったです。

実際(じっさい)に児童が車椅子(くるまいす)を運転しているところ
感想）車いすの運転(うんてん)は楽しかったけど思ったよりむずかしくて、特に段差(だんさ)をこえるのが大変だったです。

言葉をつかった訓練(くんれん)を体験しているところ
感想）ヒントのない言葉当てはむずかしかったけれど、ヒントがあるとかんたんにできました。

臨床(りんしょう)工学(こうがく)技士(ぎし)の仕事について説明をうけているところ

実際(じっさい)に患者さんのために使う、精密(せいみつ)な機械類(きかいるい)の話を聞いているところ

患者さんのために使う機械のひとつであるAEDについて説明(せつめい)をきいている様子
感想）AED の使い方がよくわかりました。

実際(じっさい)にAEDを使っているところ
感想）思ったより大変だったけど、楽しかったです。

超音波(ちょうおんぱ)検査(けんさ)や心電図(でんず)検査(けんさ)について説明をうけているところ
感想）超音波(ちょうおんぱ)は私たちには聞こえないけど、イルカは超音波(ちょうおんぱ)をだして仲間と泳いでいるのを知りました。

超音波(ちょうおんぱ)で心臓(しんぞう)の動きを見ているところ。
感想）体の外側(そとがわ)から、心臓(しんぞう)の動きを見ることができるのがふしぎで面白(おもしろ)かったです。

病院で出される給食や栄養バランスについて説明を聞いているところ
感想）患者さんひとりひとりに合わせた給食を考えて作るのが大変だと思いました。

ジュースにとろみ剤を加えて、ゼリー状にしているところ。
感想）ジュースにとろみをつけたり、患者さんのごはんは工夫がされていると思いました。

体験終了後に、アンケートに答えてくれた児童
感想）とても楽しかったです。ありがとうございました。

終了証(しゅうりょうしょう)をわたす引率(いんそつ)スタッフと児童