過去掲載のトピックス
平成25年度 リハビリテーション科活動報告会
平成25年11月15日(金)サルビアホールにおきまして、第3回リハビリテーション科活動報告会を開催いたしました。 技 師による活動報告では、佐藤京子作業療法士(写真2段目)が「廃用症候群に対するリハビリテーション介入~対象患者のスクリーニングを実施して~」、玉田 若菜理学療法士(写真3段目)が「中8階との活動報告」について、それぞれ効果の検証と今後の課題を明確にする発表を行いました。 参加者からは「理解しやすかった」、「このような取り組みについて、自分の所属部署だけでなく院内全体に広めたい」との声が聞かれ、今回の報告会を通して、早期からのリハビリ介入や、リハビリと病棟との密接な連携の重要性を再確認することができたようです。 今後も、このような報告会を通して、リハビリテーションの効果を周知することで、病院全体の医療の質の向上に積極的に関与できる科を目指していきます。 |
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平成25年度 高校生リハビリ1日体験
平成25年8月8日に、『平成25年度 高校生リハビリ1日体験』を実施しました。 各療法士により、実際に仕事で使う器具を用いたリハビリ体験を実施しました。 |
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平成25年度第1回地域連携病院リハビリ研修会
平成25年6月13日に、平成25年度第1回地域連携病院リハビリ研修会が当院のサルビアホールにて開催されました。
まずはこの研修会についてですが、急性期病院である当院の患者様をいくつかの回復期病院に受け入れてもらっています。単に患者様をそちらの病院に送りました、こちらの病院で受け入れました、それだけではなく、お互い病院職員の顔を合わせて、それぞれの立場で患者様に対してどう対応していけばいいのかを考えていくためにこの研修会が立ち上がりました。当院を含めた各病院持ち回りで開催しています。今回は山田病院、山田メディカルクリニック、山内ホスピ タル、安江病院、岐阜中央病院、岩砂病院より来ていただき、総勢98名の参加者となりました。参加していただいた方々は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師といった多職種の方々に参加していただけました。
今回は症例検討を2例行いました。認知症のある大腿骨頸部骨折術後の患者様と、くも膜下出血により左片麻痺を呈した患者様でした。それぞれの症例について急性期病院と回復期病院のリハビリ担当者が経過報告などを発表してもらいました。その後は各症例に対しての質疑が行われ、有意義な意見交換をすることができました。この症例を通して次の症例ではさらによいリハビリテーションアプローチができることと思います。
最後に当院第一内科部長の越路正敏先生より特別講演「心不全について」がありました。心不全について基礎から治療までわかりやすくお話ししていただきました。その中で生活習慣病を基礎とする虚血性心疾患が増えていることや、心不全の治療には薬物療法が主体であるが、近年運動療法が効果的であることが研究結果としてでてきているとのことでした。今回お話ししていただいた内容を頭に入れて、これからの訓練に反映させたいと思います。
平成27年度第3回リハビリテーション科院内向け勉強会
平成28年3月24日に、院内スタッフ向けのリハビリ勉強会を開催しました。院内スタッフの方々が安全に負担の少ない介助方法を知っていただくために、「安全な動作介助のポイントとコツ」のタイトルとした、実技を含めた勉強会を開催しました。 ちょっとした知識や工夫を知っておくことで安定した楽な介助を行うことができます。今回は、介助者の身体の使い方、重力やボディメカニクスの理解、環境設定の3つのポイントに分けてお話しさせていただきました。 参加者からは、「おおー」、「楽です」などといった声が上がり、リハビリ視点の動作方法を知っていただけたかと思います。 |
平成28年度 第1回岐阜地域連携病院 リハビリ研修会
平成28年度第1回岐阜地域連携病院リハビリ研修会が当院のサルビアホールにて開催されました。 今回は、当院の理学療法士武藤より「当院における下肢装具療法の現状と課題」、当院のリハビリテーション専門医佐々木医師より「脳卒中患者における下肢道具療法の基礎知識」にご講演頂きました。院内外合わせて134名の方々に参加して頂けました。 当院では、佐々木医師の着任とともに、装具療法中心の脳卒中リハビリを積極的に行うようになりました。長下肢装具を使用し、早期から立位・歩行訓練を行うことで患者の覚醒度が向上し、姿勢の安定や日常生活活動の改善など図ることができます。 今回の講演では、どのタイミングでどのタイプの装具を使用することが有効なのか、長下肢から短下肢装具への切り替えのタイミングなど病院によって考え方がバラバラとなっていることを課題として挙げられています。今後、課題をクリアするためにも岐阜地域での装具療法の連携を図れるシステムの構築ができたらと思います。 |
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