歯科・口腔外科のがん

はじめに

平成13年度までの当科の治療は、一般歯科治療が主体でした。しかし、平成14年度より病診連携がすすめられ、更に岐阜市病院事業の条例の一部を改正する条例によって診療標榜科名が歯科、歯科・口腔外科となり、治療の中心は口腔外科的疾患に移行しつつあります。

▲ページの先頭へ

歯科・口腔外科におけるがんとは

歯科・口腔外科が治療の対象とする"がん"は主に舌がん、口底(口腔底)がん、頬粘膜がん、歯肉がん、口唇がん、といった"固形がん"ですが、"がん"の大きさ(進展状態)によって治療法は異なります。

歯科口腔科のがん1

歯科口腔科のがん2

歯科・口腔外科における治療方針について

基本的に小さなものであれば、手術を行います。大きなものであれば、放射線照射および化学療法(抗がん剤)を先行させ、"がん"の縮小後に手術を検討します。
再建外科が発達した今日では、腫瘍を含めた十分な切除範囲を設定した手術も可能になってきましたが、食べる・話す・味わう・さらに審美性が求められる顔面・口腔領域においては、それらの機能等をいかに保持できるかが大切な点と思われます。

▲ページの先頭へ


ページの先頭へ