令和7年度 第1回 岐阜市民病院公開講座の様子

令和7年度 第1回 岐阜市民病院公開講座の様子

令和7年度 第1回(通算147回)岐阜市民病院公開講座を開催いたしました

日時
令和7年4月19日(土)
午後2時00分~午後3時00分
講演内容
「大腸の病気」~気をつけたいサインと治療について~

外科 部長 八幡  和憲
消化器内科 部長 小木曽 富生

第147回は、「大腸の病気」 ~気をつけたいサインと治療について~ という演題で、岐阜市民病院 八幡  和憲 外科部長と、小木曽  富生 消化器内科部長 が講演いたしました。今回も、みんなの森 ぎふメディアコスモス ドキドキテラスをお借りして開催いたしました。当日は、122名の方にご参加いただき、立ち見をお願いしてしまう程でした。

この講演では、大腸がんと潰瘍性大腸炎について専門医による講演が行われました。
●大腸がんについて
八幡 和憲 外科部長が、大腸がんについて講演を行いました。
大腸がんの症状、発生部位による違い、治療法などについて説明しました。特に、ロボット手術の利点を強調し、従来の腹腔鏡手術と比較して安定性が高く、精密な操作が可能であることを示しました。また、早期発見・早期治療の重要性を強調し、症状が続く場合はかかりつけ医に相談することを勧めました。市民病院では大腸がんに対してロボット手術を積極的に導入し、患者様に優しい手術を実践していると述べました。
●潰瘍性大腸炎について
小木曽 富生 消化器内科部長が、潰瘍性大腸炎について講演を行いました。
潰瘍性大腸炎は慢性的に炎症が繰り返される難病で、症状として下痢や血便が特徴的です。治療法としては、薬物療法が基本ですが、重症例ではステロイドや生物学的製剤なども使用されます。治療の目標は寛解導入と維持であり、患者様の状態に合わせて適切な治療法を選択することが重要です。また、患者様と医療者が共同で治療方針を決定するSDM(Shared Decision Making)の考え方が重視されています。

この講演の動画は、令和7年6月頃に岐阜市公式YouTubeチャンネルで配信予定です。
当院ホームページ 「市民公開講座の動画」のページをご参照ください。

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講演する岐阜市民病院 八幡  和憲 外科部長 とご参加の方々の様子
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講演する岐阜市民病院 小木曽  富生 消化器内科部長 とご参加の方々の様子

YouTube岐阜市公式チャンネルへのアップロードのお知らせ

ZoomによるオンラインWeb講座として配信された過去の講演動画を、岐阜市公式YouTubeチャンネルにて、期間限定で公開することといたいました。ライブ配信でご覧いただけなかった方も、ご視聴いただける機会となっております。アップロード期間中にぜひご視聴ください。

公開中の動画はこちら
「市民公開講座の動画」


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