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特定行為研修修了者の紹介
岐阜市民病院は、特定行為研修指定研修機関として認定されています。この指定により、特定行為研修修了者の育成を進め、よりシームレスで質の高い医療提供を目指しています。また、特定行為を活用したタスクシェアの推進を通じて、組織全体の医療の質向上に貢献しています。
特定行為研修修了者の部署での活躍を紹介します。
呼吸器関連
Q 現在の活動内容を教えてください。
A 現在は外来、一般病棟、集中治療部門において、呼吸管理を中心に幅広く活動を展開しています。活動においては、特に人工呼吸管理を必要とする患者さんに対し、特定行為を積極的に活用しています。これは単に行為を実践すること自体を目的とするのではなく、タイムリーな介入によって適切な呼吸器管理を行い、スムーズな早期離脱(ウィーニング)を実現することで、早期退院へ繋げることを目指しています。また、在宅でマスク式人工呼吸器(NPPV)を使用する患者さんが、地域で安心して生活できるよう支援にも力を注いでいます。
Q 医療チームの一員としてのやりがいを教えてください。
A 医師や所属部署の看護師、リハビリテーションスタッフ、薬剤師、管理栄養士、臨床工学技士、地域連携部スタッフなど、多職種と緊密に協働しています 。
呼吸管理においては、職種ごとに異なる専門的な視点を統合することが不可欠です。私は特定認定看護師として、医学的判断に基づいた介入を行いながら、各専門スタッフとの架け橋となるよう努めています 。例えば、リハビリテーションスタッフとは離脱に向けた早期離床の検討を行い、臨床工学技士とは機器の細かな調整を共有するなど、チーム全体で知恵を出し合う環境づくりを大切にしています。このようにチーム医療の推進役を担うことで、患者さん一人ひとりに最適かつ最善の医療・看護を提供できるよう取り組んでいます。
Q 特定行為研修修了者としての想いと展望について教えてください。
A 私が研修を受講したきっかけは、認定看護師として活動する中で、迅速な処置が患者さんの利益になると考えても、医行為であるために医師の到着を待つしかない状況を改善したいと考えたことでした 。特定行為を実践できるようになったことで、医師を待たずに迅速な対応が可能となり、質の高い医療・看護の提供につながっていると実感しています 。
クリティカルケア関連
Q 現在の活動内容を教えてください。
A 現在、集中治療室で人工呼吸器の設定・変更や鎮静剤の調整、人工呼吸器離脱に向けた自発覚醒試験や自発呼吸試験を行い、早期抜管を目指しています。
Q 医療チームの一員としてのやりがいを教えてください。
A 特定行為は、医師から直接指示を受けることなく、手順書に基づいて実施される医療行為です。常に患者さんの傍に寄り添っている看護師が迅速に対応することで患者さんにとって大きなメリットをもたらします。特に、人工呼吸器装着患者さんに対しては、多職種と協力して早期抜管を行うことで、リハビリが進み、結果的に早期退院につながることが、やりがいの一つとなっています。
Q 特定認定看護師になって良かったこと、これからの展望を教えてください。
A 夜間や休日、平日でも医師が外来や手術、病棟業務で多忙な中、医師を待つことなく、看護師が特定行為を行うことで迅速に対応できるようになります。これが患者さんのためになり、特定看護師として働くことに対する喜びを感じています。特定行為の範囲が広がることで、重症部門における患者さんへの医療の質向上にも貢献できると確信しています。
クリティカルケア関連
Q 現在の活動内容を教えてください。
A 現在、集中治療室で入院される患者さんの状態把握や、状況に応じて人工呼吸器管理やカテコラミンの調整、動脈ラインの挿入等の特定行為を行っています。RRSで要請された場合に患者さんを医学的な側面から評価することで、医師と協働して医療や看護の実践に繋げています。
Q 医療チームの一員としてのやりがいを教えてください。
A 医師と連携しながら行う高度な医療行為を実践する中で、患者さんの回復の支援に直接貢献できることが大きなやりがいに繋がっています。
Q 特定認定看護師になって良かったこと、これからの展望を教えてください。
A 特定認定看護師としての役割を担うことで、患者さんに対してより高い水準のケアを提供できることを嬉しく思います。また、特定行為実践を通して得られるスキルや知識は、日々の看護業務においても大きな強みとなります。特定看護師の育成と特定行為実践の普及がますます重要になってくるため、看護師一人一人が自ら学び、技術や知識を深め、次世代の看護師の育成が必要であると実感しています。
