平成27年度の活動

平成26年度採用研修医 初期臨床研修修了式

日時
平成28年3月25日(金)
場所
西診療棟4階 サルビアホール
主催
研修管理委員会

3月25日(金)サルビアホールにおいて「平成26年度採用研修医 初期臨床研修修了式」が行われ、冨田病院長をはじめ鷹尾副院長及び太田副院長が、研修医の先生方に激励の言葉を送りました。
10名の研修医の先生方が当院にて無事に2年間の初期臨床研修を修了し、うち7名が引き続き当院で勤務する予定です。
研修を修了された先生方の益々のご活躍をお祈りします。

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岐阜市民病院倫理講習会の様子

日時
平成28年3月1日(火)
場所
西診療棟4階 サルビアホール

平成27年度岐阜市民病院倫理研修会を開催しました
平成28年3月1日(火)、岐阜市民病院内西診療棟4階サルビアホールにおいて、平成27年度倫理研修会を開催しました。
当日は、岐阜大学大学院医学系研究科 医学系倫理・社会医学分野教授 塚田敬義先生をお迎えして、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の演題で倫理研修会を開催しました。
参加者は、医師、薬剤師、看護師、技師等の医療従事者を含め109名でした。
本指針の目的及び基本方針、適用範囲、用語の定義、研究者等の責務、研究計画書、倫理審査委員会等の視点から、実際の事例を交え、講演をしていただきました。
塚田先生のお話はとてもわかりやすい内容で、活発な質疑応答もあり、盛況のうちに終了しました。

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講演をする 岐阜大学大学院医学系研究科
医学系倫理・社会医学分野教授 塚田敬義先生
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倫理研修会のようす

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森脇邦明 研修医(腎臓内科研修)/優秀演題賞受賞
指導医師:木村行宏(腎臓内科 医長)

学会名
第228回日本内科学会東海地方会
日時
平成28年2月21日
場所
名古屋国際会議場(愛知県名古屋市)

愛知県名古屋市の名古屋国際会議場で開催された「第228回日本内科学会東海地方会」で、当院の森脇邦明 研修医が優秀演題賞を受賞しました。
指導を担当した腎臓内科としては、発表を通じ初期臨床研修医の知識と技術の向上につなげることで、患者さんへの診療レベル向上に結び付けたいと考えております。
皆様の岐阜市民病院ならびに当院で研修医が診療にあたることへのご理解、ご支援をお願いいたします。

【本人よりコメント】
今回の受賞を通して今後の励みにしていきたいと思います。
また、日常診療の段階から迅速かつ的確な指導を下さった指導医の先生に改めてお礼申し上げます。

☆なお、平成27年度の日本内科学会東海地方会では、第226回においても、腎臓内科を研修中であった熊谷昌紀 研修医と山田奈津実 研修医が優秀演題賞を受賞しています。

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がんセンター澤祥幸医師/呼吸器・腫瘍内科 国際学会学術賞受賞

学会名
第1回アジア・オセアニア呼吸機能イメージングワークショップ
期間
平成28年1月29~31日
場所
兵庫県立淡路夢舞台国際会議場(兵庫県淡路市)

平成28年1月29日から31日に淡路島の淡路夢舞台国際会議場で開催された「第1回アジアオセアニア呼吸機能イメージングワークショップ」で、当院の澤祥幸医師が学術賞を受賞しました。
急性期病院という診療中心の医療機関にあっても、長年、当院の中央検査部技師と協力して実施してきた研究が、学術的にも優れていることが評価されました。
引き続き、患者さん、市民の皆様の岐阜市民病院へのご理解、ご支援をお願いいたします。

表彰状 澤祥幸診療局長と呼吸器・腫瘍内科スタッフ一同

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岐阜市民病院臨床研究学術集会2015の様子

日時
平成27年12月1日(木) 午後5時30分~午後7時30分
場所
西診療棟4階 サルビアホール

当院では、より優れた医療・診療を目指し各職員が日々臨床研究を行っており、得られた成果を学会等で積極的に発表しています。

平成27年10月4日(日)に「第31回岐阜県病院協会医学会(恵那市)」、平成27年10月8日(木)~9日(金)に「第54回全国自治体病院学会(北海道函館市)」が行われましたが、この成果について職域を超えて共有するため、昨年に引き続き「岐阜市民病院臨床研究学術集会2015」を開催しました。

当日は、医師、看護師、医療技師、事務等の多くの職種が参加しましたが、他部門の成果を聞くことで業務に生かせることが見つかるなど、有意義な時間でした。

また発表者に対し、当院に在籍している医学部教授経験者4名が学術的なコメントを行いましたが、自分では気付ないことが分かったり、新たな方向性が得られるなど今後の研究に役立てることができました。

最後に、冨田院長から発表者に対し、得られた成果を分析し次につなげる様、総評がありました。

今後とも、より優れた臨床研究を行いその成果を日々の診療に反映させ、地域医療支援病院の責務を果たしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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発表者一覧

第31回岐阜県病院協会医学会発表演題
No 部署 発表者 テーマ
1 看護部 高橋 美嘉 育児支援利用看護師の業務上の困難とその対処行動の調査
2 看護部 野浦 綾乃 A病棟におけるこどもの術前オリエンテーションの現状と課題
3 看護部 八代 南 集中治療室看護師の入室訪問の現状調査
4 中央検査部 吉村 亜紀 当院検査部でのインシデント対策への取り組み
5 中央検査部 野村 貴丙 大腸内視鏡採取液の直接塗抹法にて赤痢アメーバ栄養型を認めた一例
6 中央放射線部 市橋 弘教 非造影下肢MRAにおける描出能向上の検討
7 中央放射線部 広瀬 茂樹 FPDとCRの比較
8 中央放射線部 國枝 ともみ 患者急変時初期対応シミュレーションの実施とその報告
9 リハビリテーション科 河島 由美子 左前腕不全切断に起因したVolkmann拘縮に対するスプリント療法が有効であった一例
10 リハビリテーション科 野村 京子 Dupuytren拘縮に対してインスリン自己注射用の自助具を作成し実用化に至った1例
11 病理診断科 大橋 明香 病理組織検査の安全管理のための工夫 -インシデント防止対策―
12 臨床工学室 有賀 健二 IABカテーテルTRANS-RAYのトラブルを経験して
13 薬剤部 堀 晃代 退院時共同指導の現状と薬剤に関する課題
14 薬剤部 土田 陽子 地域保険薬局に対する中心静脈栄養無菌調整研修の実施報告
-地域医療支援病院の薬剤師として-

第54回全国自治体病院学会発表演題
No 部署 発表者 テーマ
1 呼吸器科・腫瘍内科 澤 祥幸 チオトロピウムは低下した気管支線毛運動を改善する
2 市民病院 杉山 保幸 二次医療圏で高度急性期および急性期医療を担いながら地域医療に貢献できる自治体病院としての取り組みと課題
3 診療情報管理室 村川 眞司 当院の退院サマリー2週間以内作成に対する取り組みと現状の問題点
4 看護部 石井 英里子 COPD患者の食生活の実態調査
5 リハビリテーション科 山下 紗代 急性期の脳血管疾患患者に対する休日リハビリテーション提供の効果と課題
6 リハビリテーション科 中永 達朗 リハビリテーションの早期介入必要症例抽出のためのスクリーニングのADLに及ぼす影響
7 リハビリテーション科 河島 由美子 急性期脳卒中患者の自宅復帰に影響を与える因子 -FIM下位項目を用いた検討-
8 薬剤部 後藤 千尋 de-novoB型肝炎までチェックできる検査値を利用した調剤支援システムの構築
9 薬剤部 水井 貴詞 がん患者を見守る地域連携による医療体制つくりの試み

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岐阜市民病院友好交流訪中団 杭州市第一人民医院 訪問

期間
平成27年11月2日~5日
場所
中華人民共和国浙江省杭州市

岐阜市民病院は、平成5年に杭州市第一人民医院と「友好交流協定書」を締結し、職員が相互に訪問し合うなど長年にわたり交流を続けています。

杭州市は中国沿岸部にある人口約800万人の大都市で、市内に世界遺産「西湖」がある等歴史の深い街です。杭州市第一人民医院は、西湖の近く杭州市中心部に位置する病床数1,000床の大病院で、地域の医療を支えています。

平成27年11月2日から5日までの4日間、冨田病院長をはじめとする職員5名の訪中団が、杭州市第一人民医院を訪問し、馬勝林(ま しょうりん)院長をはじめ多くの方から熱烈な歓迎を受けました。

この訪問では、友好交流の継続と両病院の発展を願い平成28年から平成32年までの5年間の友好交流覚書を締結し、馬院長、冨田病院長が署名しました。

また杭州市第一人民医院より冨田病院長に対し、これまでの友好交流への貢献、功績を讃え「名誉院長」の称号が授与されました。

整形外科、看護、放射線分野で学術交流を行い、訪中団員の清水脊椎センター長、杉本看護局長、猿渡画像検査室長が、岐阜市民病院の診療における取組みを発表し、同じ医療に携わる者として国境を越えた活発な意見交換をいたしました。

訪問期間中、訪中団は杭州市人民政府を表敬訪問し副市長陳紅英(ちん こうえい)氏と冨田病院長が会見を行い、この様子は地元テレビに放映され、新聞にも掲載されました。

その他、関連病院である杭州市腫瘤医院、杭州市産婦人科医院等の視察を行いました。

岐阜市民病院では、同じ医療者として双方の医療の発展を願いつつ今後も努力してまいります。

(※平成32年は、令和2年に読み替えていただきますようお願いいたします。)



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杭州市第一人民医院
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友好交流覚書を締結した馬(ま)院長、冨田病院長
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学術交流を行う清水脊椎センター長
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学術交流を行う杉本看護局長
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学術交流を行う猿渡画像検査室長
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杭州市副市長陳紅英(ちん こうえい)氏との会見

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祐成振一郎 臨床工学技士/優秀演題賞受賞

学会名
第34回岐阜県透析研究会・第8回岐阜県臨床工学技士会学術大会
日時
平成27年11月1日
場所
長良川国際会議場(岐阜市)

岐阜市の長良川国際会議場で開催された「第34回岐阜県透析研究会・第8回岐阜県臨床工学技士会学術大会」で、当院の祐成振一郎 臨床工学技士が優秀演題賞を受賞しました。
臨床工学室・MEセンター部門では、一昨年の第32回(平成25年)にも津崎恵 臨床工学技士が優秀演題賞を受賞しており、当院での血液浄化療法を含む、多岐にわたる臨床工学技士の業務について、高い評価を受けております。

【本人よりコメント】
この度はこのような賞をいただくことができ、たいへんうれしく思います。
今回は敗血症治療における当院で行った血液浄化業務について発表をさせていただきました。
発表をする過程にて敗血症治療だけでなく、血液浄化業務に対するより深い知識を得ることが出来ました。
今後とも発表で得た知識や経験を実際の業務に反映させていき、治療に貢献していきたいと思います。

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第54回全国自治体病院学会 演題発表の様子

期間
平成27年10月8日(木)~10月9日(金)
場所
函館市民会館・函館アリーナ・花びしホテル(北海道函館市)
平成27年10月8日~10月9日に開催された「第54回全国自治体病院学会」において、当院医師、看護師、リハビリ技師、薬剤師が、日頃の臨床研究成果、各部署の取り組み等の発表を行いました。

今年は過去最大となる1,500余りの演題が2日間にわたり発表され、職種という枠を越えて活発な意見交換が行われました。

日本は2025年に総人口に占める65歳以上の割合が30%を超し、以降20〜64歳2人で、高齢者1人を支える時代を迎えるとされています。私たちの地域も例外ではなく、今後、岐阜に住む方々が、もしもの時に安心して医療サービスを受けることができるようにしていく必要があります。よりよい医療が提供できるよう、今後も職員全員で取り組んでいきますので、よろしくお願いします。

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副院長 杉山保幸医師 がんセンター長 澤祥幸医師
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医療推進局長 村川眞司医師 看護師 石井英里子
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薬剤師 水井貴詞 リハビリテーション科技師 河島由美子
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リハビリテーション科技師 山下紗代 リハビリテーション科技師 中永達朗

発表演題内容

No タイトル 発表者
1 二次医療圏で高度急性期および急性期医療を担いがら地域医療に貢献できる自治体病院としての取り組みと課題 副院長
杉山保幸医師
2 チオトロピウムは低下した気管支線毛運動を改善する がんセンター
澤祥幸医師
3 当院の退院サマリー2週間以内作成に対する取り組みと現状の問題点 医療推進局長
村川眞司医師
4 COPD患者の食生活の実態調査 看護師
石井英里子
5 急性期の脳血管疾患患者に対する休日リハビリテーション提供の効果と課題 リハビリテーション科技師
山下紗代
6 急性期脳卒中患者の自宅復帰に影響を与える因子―FIM下位項目を用いた検討―
河島由美子
7 リハビリテーションの早期介入必要症例抽出のためのスクリーニングのADLに及ぼす影響 リハビリテーション科技師
中永達朗
8 de-novo B型肝炎までチェックできる検査値を利用した調剤支援システムの構築 薬剤部長
後藤千寿
9 がん患者を見守る地域連携による医療体制つくりの取り組み 薬剤師 薬剤師
水井貴詞

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「そうだ、がん診療の専門家と会ってみよう」のご案内

第56回日本肺癌学会学術集会患者・家族向けプログラム

期間
平成27年11月26日(木)~28日(土)
場所
パシフィコ横浜
横浜市西区みなとみらい1-1-1
対象
患者、家族、一般の方
参加費
3,000円
(当日会場での申し込みはできません。事前登録が必要です。参加費は当日会場にてお支払頂きます。)
プログラム内容・申込方法
詳細は下記リンク先をご覧ください。
「第56回日本肺癌学会学術集会患者・家族向けプログラム」のページへ

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第16回世界肺癌学会 澤祥幸がんセンター長 講演の様子

第16回世界肺癌学会が、平成27年9月6日から9月9日までの会期で米国コロラド州デンバー市のコロラド会議センターで開催されました。デンバー市は人口約60万人の国際会議都市で背後に4000m級のロッキー山脈、東には大平原が広がる落ち着いた街です。

岐阜市の主要病院で実施した共同研究の発表に加え、今回、招請講演として「Advocate responsible case for high risk screening」というテーマで肺癌患者支援国際団体の代表や肺癌患者さんを対象にお話ししました。

早期発見には低線量CT検診が重要だが、どのような人が検診の対象となるのか、国民が知っておくべきリスクとベネフィット、患者支援団体の役割について米国と日本の状況を解説しました。

つたない英語での講演でしたが参加者からは理解しやすかったと好評でした。世界肺癌学会に先立って9月4日からの国際肺癌連盟総会にも出席し、議論を重ねました。米国や欧州では、患者の自己責任意識は発達しており、病院や医師任せでなく、患者や家族、支援団体が肺癌患者さんの相談に乗ったり、医学情報の普及に取り組んでいます。

このような活動を、がんアドボカシーと呼びますが、日本は米国に30年遅れていると言われてきました。しかしここ数年、がん患者さんや家族、支援者のボランティア活動により急速に追いついてきており、アドボカシー先進国の米国や西欧から日本独自の活動に関心をもたれています。

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シンポジウムでの澤祥幸がんセンター長の講演の様子
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コロラド会議センター
建物の中を覗く巨大なヒグマの像が印象的です。会議場は総ガラス張りで、会議室が機能的に配置されわかりやすい構造が印象的でした。

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「医療従事者に知ってほしい肺がん医療in名古屋」の様子

日時
平成27年8月29日(土)午後1時~午後4時
場所
名古屋市中村区名駅4- 4-38 ウィンクあいち
主催
特定非営利活動法人日本肺癌学会等

医療従事者に知ってほしい肺がん医療in名古屋が、ウィンクあいちで開催されました。テーマは、肺がんの最新治療とその副作用対策・患者とのコミュニケーションでした。
光冨肺癌学会理事長から、昨年の肺癌学会において、肺がん医療向上のための京都宣言5箇条が採択され、その5箇条の「3:看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどメディカルスタッフとの連携に努めます」によりここにこのフォーラムを開催すると挨拶しました。
澤肺がん医療向上委員会副委員長からは、このフォーラムの趣旨について、患者を中心とした医療スタッフがサバイバーシップを考え、医療の質の向上に努めることが重要であると説明しました。
名古屋大学呼吸器内科森医師からは、医療従事者に知ってほしい肺がん最新治療と題して、今後の高齢化を踏まえて、①Driver Oncogene(がん細胞の増殖において必須のがん遺伝子)に対する分子標的治療の現状、②細胞傷害性抗がん剤の悪心・嘔吐対策として、高齢者には特にきめ細やかな支持療法を求めると話しました。
大垣市民病院吉村薬剤師からは、経口抗がん剤の副作用マネジメントするために、診察前に薬剤師外来を実施し、患者情報を医師,看護師に提供し、副作用の軽減を図っています。また、アファチニブの副作用をマネジメントするために、多施設共同試験を行う予定であると話しました。
静岡がんセンター横山看護師からは、EGFR阻害剤の皮膚障害について話され、保清、保護、保湿が重要であり、患者に対しては、男女差、独居など生活環境を考え、出来ることを考えなくてはいけないと話しました。
NPO法人キャンサーネットジャパン武岡さんからは、患者さんは今、がん医療に直面しており、不安でやり場のない気持ちを抱え、生きる力を無くしている現状を説明されました。患者さんにとっては、ひたすら傾聴し、共感し、労うピアサポートが重要です。解決はできないが、解消はできると強い思いが伝わった講演でした。
このファーラムに参加し、患者のサバイバーシップを考えることが重要であると理解できた有意義なフォーラムでした。

セミナーの案内状
座長の澤祥幸医師
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座長の葛谷命看護師 パネルディスカッションの様子
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セミナーの演者・関係者一同

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岐阜大学・忠北大学(韓国)医学部学生病院見学

岐阜大学・忠北大学(韓国)医学部学生が当院を見学しました。

日時
平成27年8月14日(金)
参加者
忠北大学(韓国)医学部教授...1名、医学生...8名
岐阜大学医学部教授...1名 医学生...10名
冨田病院長、清水特別診療顧問、宮本整形外科部長、笠原血液内科部長

平成27年8月14日(金)、当院に、忠北大学(韓国)医学部のBang Heuije教授と8名の医学生、岐阜大学医学部の千田教授と10名の医学生を迎え病院見学を開催しました。
当院の冨田病院長、清水特別診療顧問、宮本整形外科部長および忠北大学のBang教授が挨拶をし、その後、事務局から当院の概要を説明しました。

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冨田院長からの歓迎挨拶 清水特別診療顧問からの歓迎挨拶
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忠北大学Bangの挨拶 宮本整形外科部長からの歓迎挨拶
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集合写真


それから、神経移行術等の手術を見学した後、院内各所(ヘリポート・病棟・救急診療部)を見学されました。

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ヘリポートでの集合写真 笠原部長による病棟説明
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救急診療部での説明

半日という短い時間でしたが、終始和やかな雰囲気の中で、非常に密度の濃い病院見学となりました。

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平成27年度東海北陸地区臨床研修病院合同説明会の様子

日時
平成27年5月6日(水・祝) 午前10時~午後4時
場所
名古屋市港区金城ふ頭2-2 ポートメッセなごや
主催者
厚生労働省 東海北陸厚生局
参加人数
797名(主催者発表)
5月6日(水・祝)ポートメッセなごや において開催された「病院説明会」に当院も出展いたしました。
この病院説明会は、東海北陸地区の臨床研修病院が一堂に介し、各病院が説明会参加の医学生に対して独自の臨床研修環境等を説明することで、次年度以降の研修医を確保することを目的としています。
当院のブースは、医学生が常に途切れることなく訪れて、非常に活況でした。研修医の先生方の呼び込み等の努力の甲斐もあり、ブースを訪問してくれた医学生が63名と過去最高人数を記録しました。(参考:昨年度の訪問医学生人...51名)
また、研修医の先生方の熱心な説明により、当院の研修環境等の良さが医学生に対して確実に伝わっていたと思われ、今回の病院説明会への参加は非常に有意義なものとなりました。
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当院ブースの様子
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「さくらサークル2015」の様子(新人スタッフの誓い)

日時
平成27年4月1日(水) 午後4時45分~午後5時
場所
西診療棟4階 サルビアホール

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市民病院では毎年年度初めに研修医、看護師、医療技師等の新人スタッフが桜の木の下に集い、チーム医療を誓い合う「さくらサークル」を行っています。

今年も胸に希望を膨らませた新人スタッフ60名以上が当院に来てくれました。

当日はあいにくの雨のため屋内で行いましたが、全員で手を繋いで輪となり、医師の医療倫理を示した「ヒポクラテスの誓い」、看護精神を示した「ナイチンゲール誓詞」を全員で唱え、患者さんに対してよりよい医療ができるよう職種を超えて誓い合いました。

この様子を見て、我々古くからのスタッフも社会人に成り立ての頃の初々しい気持ちを思いだし、心を新たにすることができました。

今後もスタッフ一同、経験年数に関係なく初心に立ち返り日々の診療に取り組んで参ります。

※この様子は中日新聞4月3日朝刊に紹介されました。
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