中央放射線部 超音波検査

超音波検査とは

超音波検査とは、超音波を身体にあてて反射してきた音波を受信し、身体の内部の様子を画像化する検査です。超音波は人体に対する影響はないと言われており、放射線を使わないので被ばくの心配もありません。妊婦さんからお子さんにも広く検査に使用されています。近年は装置の進歩により健康診断などのスクリーニング検査から精密検査まで幅広く利用されています。検査時間は約15分程度ですが、検査内容により異なります。

検査を受ける注意点

  • 検査部位により飲食の制限があります。
  • 皮膚とプローブ(超音波を出す器具)の間にゼリーを塗って検査を行います。衣服にゼリーが付着する場合がありますので、検査の際は着脱しやすい服装でご来院ください。
  • 検査は緊急検査等により順番が前後する場合があります。あらかじめご了承ください。

当院の検査内容・実績

当院では認定超音波検査士を中心に年間1万件以上の検査を実施しています。
検査部位は腹部一般検査(肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓・消化管など)を始め、耳鼻科領域、皮膚科領域、血管領域など多岐にわたった検査をしています。
また県内でも僅かしか導入されていない、体外から肝硬度、脂肪量の測定を行うFibroscanを導入しております。肝臓は固くなるほど肝臓がんの発生リスクが高いとされ、慢性肝炎、肝硬変患者のリスク管理に貢献しています。(FibroScanとは参照:リンク)

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肝細胞癌(HCC) 急性胆嚢炎
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尿管結石(膀胱尿管移行部) 急性虫垂炎(蜂窩織炎期)
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下肢静脈フィルタ内血栓 粉瘤
急性虫垂炎 大腿静脈浮遊血栓

※画像をクリックすると別ウィンドウで動画が再生されます。

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