殺虫剤散布を控える取り組み

岐阜市民病院では、害虫などの生息調査を基に、使用する薬剤を必要最低限に押さえるIPM(総合的防除)と呼ばれる方法で害虫駆除対策を行っています。
このIPMを導入することにより、広範囲の散布と比べ、人体への影響が少なくなるというメリットがあります。また、ジェル状の薬剤を使用することで、従来の噴霧式のように殺虫成分が広範囲に拡散することも防ぎます。
平成13年春の生息調査以降、確認される害虫は確実に減少しています。

害虫生息調査・駆除対策

総合的防除(Integrated Pest Management: IPM)

ねずみ、害虫等が発生している場所、発生の恐れがある場所に対して、殺虫剤・殺鼠剤の処理、トラップによる捕獲、侵入の防止、発生防止のための施設の改善、清掃や食品管理、ゴミ処理等、できるだけの環境に影響が及ばない方法で総合的な見地から対策を行うことを指す。

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