ベストドクターズ選出

当院の医師がベストドクターズに選出されました。

下記の医師がベストドクターズ社から"The Best Doctors in Japan 2022-2023"に選出されました。

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冨田 栄一 岩間 亨 犬塚 貴

岐阜市民病院顧問・
消化器内科

病院事業管理者・
脳神経外科

特別診療顧問・
認知症疾患医療センター長

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澤 祥幸 西垣 洋一 宮本 敬
診療顧問(がん診療分野) 肝臓内科部長 整形外科部長

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加納 宏行
皮膚科部長

選出された医師からのコメント

tomita syoukakinaika
冨田 栄一
このベストドクター制度は2003年から始まり、専門・専門外を問わず、全国の医師が投票によって医師を選ぶという試みですので、以前から大変興味を持っていました。幸い2006年から選出していただき、今回で8回目のベストドクターということになりましたが、大変有難いことであると感じております。
私も投票するときの基準として、自分自身や家族が受診するとしたら、という仮定で投票致しました。その意味では、貴重な経験であり、今後も患者目線での診療に専念したいと考えております。
岩間 亨岩間 亨 昨年まで岐阜大学病院で脳血管障害(脳卒中)、脳腫瘍、顔面けいれんや三叉神経痛などの手術を専門に脳神経外科診療に従事してきました。今年から岐阜市の病院事業管理者という立場になりましたので、市民病院の脳神経外科で外来診療を行いながら、入院患者さんの診療では脳神経外科スタッフのサポート役を務めさせて頂きたいと考えています。ベストドクターには2012-2013から選出していただいていますが、その名に恥じないように日々精進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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犬塚 貴
現在、2つのことを集中して取り組んでいます。一つは多職種の認知症ケアチームによる、高齢の入院患者さんの「せん妄」対策です。尊厳を護りつつ治療が進むように支えます。二つ目は「もの忘れ外来」において本人の思いを傾聴すること、家族の認知症に関する理解と生活の中での対応力を高めること、紹介医に診断、経過、生活の現況、必要な支援を含む情報提供です。
患者さんが住み慣れた地域での生活を続けるために、紹介医の介護保険意見書の作成や、地域包括支援センターとの友好な連携を支えるよう努力しています。
sawa kokyukisyuyonaika
澤 祥幸
今回もベストドクターに選出いただき、推薦いただいた医師の先生方には感謝申し上げます。私自身は、呼吸器内科という専門領域で、岐阜から呼吸器専門病院である大阪にある府立病院に赴いて研修し、当時の最先端の呼吸器診療技術を岐阜に持ち帰って地域の皆さんに提供することを心がけてきました。岐阜市民病院で本格的な呼吸器診療体制をスタッフの仲間を作り上げてきてすでに30年以上が経過しました。この間、地域の病院やクリニックの先生方、患者さんの皆様から厚い信頼をいただき、多くの呼吸器疾患患者さんの治療を行いながら、患者さんの役に立つ臨床研究を行い、おかげさまで国際学会でも何回か表彰していただきました。また肺がん患者さんへの支援活動として、国内外でアドボカシー活動に従事し、昨年は、日本肺癌学会から「肺がん患者さんのためのガイドブック」を出版できました。これも、日本国内でベストドクター選考に関わる先生方と、岐阜市民病院を信頼して受診していただいている患者さんの皆様あってこそ、と考えています。
ベストドクター選考の「医師自身あるいは家族が病気になったときに、どの医師に診てもらいたいか」という選出基準は、医師という専門家の目で見て、本音で信頼できる知識と技術と経験、そして人間性を兼ね備えていることを意味すると考えられています。自分自身がその選考趣旨に見合った臨床医たらんと、今後も精進してまいる所存です。
あらためて、関係者の皆様に御礼申し上げます。
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西垣 洋一
長年肝臓内科医として肝癌の治療に携わってまいりましたが、癌との戦いは途方もなく長く先が見えません。それでも一歩づつではありますが、前進しています。2000年に始めましたラジオ波焼灼療法は、今や肝切除に匹敵する治療となりました。治療が困難であった進行肝癌にも、免疫チェックポイント阻害剤の登場により一条の光が見えてまいりました。今後は内外の先生方の意見を真摯に聞き我々の治療方針を改めながら、癌の制圧に向かって一歩でも前進できますよう努力してまいります。また患者さんに寄り添い、地域医療の発展に貢献できますよう全力を尽くす所存でございます。
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宮本 敬
脊椎の病気・けがを中心に、急性期医療である手術治療を行わせていただいております。岐阜市民病院の恵まれた環境・周囲の方々のご協力には心より感謝しております。
ベストドクターは大学等の偉い先生が選出されるものというイメージがありましたが、今回選出いただき、光栄の至りです。ただし自分がベストとはとても思えず、どこかから自分の仕事ぶりを見てくれている奇特な方から同情・激励の半半でご推挙をいただいたと推察しております。
日頃、自分に言い聞かせている言葉として、『天狗になるな、上には上がいる(亡き親父から)』、『脊椎外科の道において、辛い出来事にへこたれてはいけない(師匠の清水先生から)』、『周りが協力してあげようという気持ちになるほどの人格をもった術者となれ(太田院長から)』、『上の立場になっても病棟での患者さん受け持ち現役で働こう(病院事業管理者冨田先生から)』、『喉がかれるまで患者さんに説明(尊敬するラグビー選手が『肩が砕けるまでタックル』と言っておられました)』です。脊椎の手術は困難な経過となる場合もあり、これまで、ご期待に沿う結果をだすことができなかった患者さんたちのことを一生忘れず、謙虚に精進を重ね、今後の治療に生かしていきたいと考えております。
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加納 宏行

専門のひとつはアトピー性皮膚炎をはじめとする皮膚アレルギーです(日本アレルギー学会専門医)。この数年でアトピー性皮膚炎の治療薬は飛躍的に進歩し、その選択肢も増えています。患者さん一人一人の症状、希望を勘案してベストな治療が提供できるよう、専門外来を設けて十分な時間をかけて診療しています。また、日本皮膚免疫アレルギー学会で皮膚科専門医向けのアトピー性皮膚炎標準治療の教材作成に作成委員として関わっています。もう一つの専門は褥瘡です。2023年6月には日本褥瘡学会中部地方会学術集会(東海3県、北陸3県、静岡)を会長として岐阜市で開催させていただきます。2014年からベストドクターに選出していただいていますが、学会活動を通して、そして目の前の患者さんの診療を通して、ひとりでも多くの患者さんが笑顔になるよう、これからも日々精進する所存です。

Best Doctors®の選出方法について

Best Doctors®は、医師同士による相互評価で選出されます。ベストドクターズ社(本社:米国マサチューセッツ州ボストン、1989年創業)が医師に対し「もしご自身またはご家族がご自身の専門分野の病気にかかった場合、自分以外の誰の手に治療を委ねますか?」というアンケートを実施し、一定以上の評価を得た医師がBest Doctors in Japan(tm)として選出されます。

現在、世界で約53,000名、日本で約6,500名がBest Doctors ®として認定されています。

Best Doctors、ベストドクターズ、Best Doctors in Japanおよびstar-in-crossロゴは米国および他国におけるベストドクターズ社の商標です。


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