腹部エコー室で検査を受けられた患者さんへのお知らせ
当院ではよりよい診療を行うため、種々の臨床研究を行っております。通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施をします。臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いる研究等については、国が定めた指針に基づき「対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされております。
このような手法を「オプトアウト」と言います。オプトアウトを用いた臨床研究は下記の通りです。なお研究への協力を希望されない場合は、下記に記載されている研究の担当者までお知らせください。その場合でも、患者さんが不利益を被ることは一切ございません。
1.研究課題
うっ血肝における門脈血流波形の意義
2.当院の研究責任者
腹部超音波室 超音波検査士 高橋 秀幸
3.他の研究機関
なし
4.本研究の目的
うっ血肝は超音波検査で診断される事が多いが、確実な診断のためにはより客観的な指標が必要です。そこで我々はうっ血肝における門脈血流波形に注目し、うっ血肝の診断の客観的指標と成り得るかどうかについて過去の検査データから検討を行います。
5.臨床データ調査期間
2014年3月から2018年8月までの間
6.研究の方法
対象となる方:超音波検査を受けられうっ血肝と診断された方
使用する情報:年齢、性別、臨床診断、超音波検査所見、血液検査結果
7.個人情報の取り扱い
使用する情報から氏名や住所等の対象者を直接特定できる個人情報は削除いたします。また、研究成果は学会等で発表を予定していますが、その際も対象者を特定できる個人情報は使用いたしません。
8.本研究の資金源
当研究は、通常の診療範囲内で行われている為、利益相反はありません。
9.お問い合わせ先
岐阜市民病院 腹部エコー室
超音波検査士 高橋 秀幸
住所:〒500-8513 岐阜市鹿島町7-1
電話番号:058-251-1101(代表)