薬剤部 薬剤部の紹介

基本方針

理念

心にひびく医療の提供

基本方針

  • 薬物療法を通じて地域医療に貢献する
  • 専門性を活かした薬物療法を通じてチーム医療に積極的に参加する
  • 岐阜薬科大学と連携し、薬物療法の質の向上を図り、市民の健康を支える

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薬剤部長からの挨拶

薬剤部では、病院の基本理念「心にひびく医療の実践」を目指しています。薬の専門知識を駆使して、安心で安全な薬物療法を提供するために「安全で信頼されるチーム医療」、「地域医療機関と連携し、患者さん中心の継続した医療」、「地域の中核病院として、最新かつ高度な薬物療法を提供」、「専門性を持った人材の育成」に努めています。

そのために、今年度は特に以下の4つの目標達成を目指すことで、患者さんの治療に貢献したいと考えます。

  1. 地域医療支援病院の薬剤師として、患者さんの薬物療法に対して、入院から外来へと切れ目なく薬の説明や副作用管理をするために、地域保険薬局薬剤師との連携を強化します。
  2. 安全管理業務を遂行するための基本的事項を習得し、安全文化の醸成および医療の質向上を図ります。
  3. 専門的な薬学的知識を活用したチーム医療実践のために、がん専門薬剤師、感染制御専門薬剤師、NST専門療法士、緩和薬物療法専門薬剤師等の専門性を持った人材を育成することで、専門的な薬物療法を通じて患者さんの治療に貢献します。
  4. 2022年4月より、岐阜市民病院内に開設された岐阜薬科大学サテライト研究室(健康医療薬学研究室)との連携を推進します。教育・研究および医療に関わる交流、情報交換および相互の施設利用を推進し、両者の一層の発展と岐阜市域の医療、保健、福祉を発展・向上させることを目的とし、市民の切れ目のない医療・健康支援を支え、市民の健康を守ります。

今後は、これまで以上に心にひびく医療を実践し、患者さんのために薬剤部員が一丸となり、より一層努力していきたいと考えています。
薬に対して不安やご相談がありましたら、いつでも気軽にお声をかけてください。

岐阜市民病院 薬剤部
薬剤部長 安田昌宏
2024年4月

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概要

薬剤師は、患者さんに薬を正しく安心して服用・使用していただくために、「薬の専門家」として適正使用に貢献しています。薬剤部は、調剤、製剤(注射抗がん調製、特殊製剤など)、病棟活動を中心とした薬剤管理指導などの業務を行っています。

薬剤部の人員
常勤薬剤師   40名
嘱託薬剤師 1名
事務職員 1名
嘱託職員 4名
連絡先

岐阜市民病院 薬剤部
〒500-8513 岐阜県岐阜市鹿島町7丁目1番地
TEL:( 058 ) 251-1101 (内線 3900)
FAX:( 058 ) 251-7210
E-mail:yakuzai@gmhosp.gifu.gifu.jp

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施設認定

日本医療薬学会認定薬剤師研修施設
日本医療薬学会・がん専門薬剤師研修施設
日本医療薬学会・薬物療法専門薬剤師研修施設
日本病院薬剤師会・プレアボイド報告施設
薬学生長期実務実習受入施設
薬剤師レジデント受入施設

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休日急病センターへの取り組み

休日急病診療所は市医師会の協力で1974年に、休日急病歯科診療所は歯科医師会の協力で1975年にそれぞれ開設され,岐阜県岐阜市青柳町において,市薬剤師会を含め3師会で運営されてきました。
休日急病診療所・休日急病歯科診療所の老朽化に伴い,2012年に名前を改め,休日急病センター・休日急病歯科センターは市民病院内に移転しました。移転時には,市民病院の受け入れ体制が整っておらず,市薬剤師会の名前が明記されませんでした。
そのため,市薬剤師会の支援を頂いて,2013年5月の大型連休と年始,年末において,休日急病センター・休日急病歯科センターから発行される処方箋の調剤を市薬剤師会の保険薬剤師と協力して行うことを始めました。(岐阜県病院協会医学会にて発表 平成25年10月27日)
2014年4月から市薬剤師会の全面協力を得て,休日急病センター・休日急病歯科センターのすべての診察日において,市民病院の調剤室にて,市薬剤師会の保険薬剤師と協力して調剤を行うことに至りました。
これにより,2014年4月から,市医師会,市歯科医師会,市薬剤師会の3師会の協力により,再び休日急病センター・休日急病歯科センターが岐阜市民病院にて運営されております。
この取り組みは、これまで前例もなく、画期的な取り組みであります。

アンケート調査結果

平成25年5月3日~6日の4日間に共同して調剤を行った内容を報告するとともに、この取り組みに対する当該薬剤師のアンケート調査結果を合わせて報告する。
方法として、当院で調剤に関わった薬剤師のべ24名(保険調剤薬局薬剤師のべ8名、岐阜市民病院薬剤師のべ16名)から業務前後にアンケートを行った。
その結果として、「業務支援にどうか」には、賛成・やや賛成23名、「支援を行うことによってコミュニケーションを図るのに効果があるか」には、効果がある15名、やや効果がある9名であった。

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市民の健康を守り、安全で安心な市民生活を維持し、地域医療を充実していくためには、岐阜市薬剤師会を含む三師会(岐阜市医師会、岐阜市歯科医師会、岐阜市薬剤師会)が協力することが一層重要である。こうした点から、休日急病センター及び休日急病歯科センターの調剤を開局・病院薬剤師が協力して行うことは大変有意義であり、薬剤師の本質を追求した取り組みであると考える。また、共同で業務を行うことでコミュニケーションが図れる関係が構築でき、薬薬連携の推進に貢献できるものと考える。こうした関係により、入院時に持参薬、退院後の問い合わせなど相互に情報提供しやすい環境が構築され、院外調剤薬局の薬剤師との連携がより深まっていくと考える。

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