消化器内科
《消化器内科外来の週間予定表はこちらです》
概要
平成4年に、消化器病センターを設立、消化器系に関する診断・治療を集中的に行っています。肝炎から肝がんまでの系統的な治療、大腸がんの早期診断・治療、胆石の非侵襲的治療が可能、一方、最新医療機器も装備しながら先端医療を目指しています。
▲ページの先頭へ
スタッフ紹介
|
冨田栄一 |
消化器内科、特に肝臓病(B型、C型肝炎の治療、肝がんの診断と治療) |
- 役職
- 主な資格、認定
- 日本内科学会内科指導医・認定内科医
日本消化器病学会指導医・専門医 日本肝臓学会指導医・専門医 日本消化器内視鏡学会指導医・専門医
- 卒業年、主な職歴
- 昭和48年京都大学医学部卒
岐阜大学医学部附属病院第一内科入局 昭和63年岐阜大学医学部附属病院第1内科助教授 平成元年岐阜市民病院消化器内科部長 平成4年岐阜市民病院消化器病センター長併任 平成12年岐阜市民病院副院長 平成17年岐阜市民病院長 平成31年岐阜市病院事業管理者
|
|
- 役職
- 副院長
消化器内科長 消化器内科部長
- 主な資格、認定
- 日本内科学会指導医・総合内科専門医・認定医・東海支部評議員
日本消化器病学会指導医・専門医・東海支部評議員 日本消化器内視鏡学会指導医・専門医・東海支部評議員 日本消化管学会指導医・専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
- 卒業年、主な職歴
- 平成3年岐阜大学医学部卒
|
|
- 役職
- 消化器内科部長
医療安全推進部長
- 主な資格、認定
- 日本内科学会指導医・総合内科専門医・認定医
日本消化器病学会指導医・専門医・東海支部評議員 日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会指導医・専門医・西部会評議員 日本超音波学会指導医・専門医・総会評議員 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
- 卒業年、主な職歴
- 平成6年岐阜大学医学部卒
岐阜大学医学部附属病院
|
|
- 役職
- 消化器内科部長
地域連携部長 消化器病センター長 診療情報管理部副部長
- 主な資格、認定
- 日本内科学会指導医・総合内科専門医・認定医
日本消化器病学会指導医・専門医・総会学術、東海支部評議員 日本消化器内視鏡学会指導医・専門医・総会学術、東海支部評議員 日本膵臓学会認定指導医・総会評議員 日本胆道学会認定指導医・総会評議員 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
- 卒業年、主な職歴
- 平成8年卒
岐阜大学医学部附属病院第一内科 岐阜県総合医療センター消化器内科
|
|
- 役職
- 消化器内科部長
治験・臨床研究管理センター長 医療情報部副部長
- 主な資格、認定
- 日本内科学会指導医・総合内科専門医・認定医
日本消化器病学会指導医・専門医・東海支部評議員 日本消化器内視鏡学会指導医・専門医・総会学術、東海支部評議員 日本肝臓学会専門医 日本消化管学会指導医・専門医 日本ヘリコバクター学会認定医
- 卒業年、主な職歴
- 平成13年卒
|
|
- 役職
- 消化器内科部長
がんセンター副センター長
- 主な資格、認定
- 日本内科学会指導医・総合内科専門医・認定医
日本消化器病学会指導医・専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会指導医・専門医 日本超音波学会専門医
- 卒業年、主な職歴
- 平成16年卒
下呂温泉病院 岐阜大学医学部附属病院 中濃厚生病院
|
|
- 役職
- 消化器内科医長
ゲノム医療センター医長
- 主な資格、認定
- 日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医
- 卒業年、主な職歴
- 平成24年卒
|
|
- 役職
- 消化器内科医長
- 主な資格、認定
- 日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医
- 卒業年、主な職歴
- 平成25年卒
高山赤十字病院 羽島市民病院 岐阜大学医学部附属病院
|
|
- 役職
- 消化器内科医員
- 主な資格、認定
- 卒業年、主な職歴
- 令和2年卒
|
|
- 役職
- 消化器内科医員
- 主な資格、認定
- 卒業年、主な職歴
- 令和2年卒
岐阜大学医学部附属病院 中部国際医療センター
|
|
- 役職
- 消化器内科医員
- 主な資格、認定
- 卒業年、主な職歴
- 令和2年卒
岐阜大学医学部附属病院 下呂温泉病院
|
|
- 役職
- 消化器内科医員
- 主な資格、認定
- 卒業年、主な職歴
- 令和4年卒
|
|
- 役職
- 消化器内科医員
- 主な資格、認定
- 卒業年、主な職歴
- 令和4年卒
|
|
- 役職
- 消化器内科医員
- 主な資格、認定
- 卒業年、主な職歴
- 令和4年卒
|
|
- 役職
- 主な資格、認定
- 日本内科学会指導医・認定医
日本消化器病学会指導医・専門医・東海支部評議員 日本肝臓学会指導医・専門医・西部会評議員 日本超音波学会指導医・専門医
- 卒業年、主な職歴
- 昭和62年岐阜大学医学部卒
|
▲ページの先頭へ
診療内容
消化器内科では、消化管(食道・胃・小腸・大腸)、肝臓、膵臓、胆道などの疾患を対象に診療を行っています。
内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ等)や超音波(エコー)での診断はもちろん、最先端の治療が提供できるよう、本ページ下記のような診療を行っております。また、消化器の病気以外にも、内視鏡を使用した針生検(悪性リンパ腫や肺がんの一部など)にて、血液疾患や呼吸器疾患などの診断も可能な場合があります。
当科では、専門性の高い診療・治療が行えるよう、消化管・肝臓・胆膵の3グループにて診療を行っておりますが、常に連携をとり、確実な診療を行える体制をとっています。
当科での研修をご検討されている先生へ
当科での研修は、各グループでの研修を中心に、消化器病全領域の研修を受けて頂くことが可能です。見学・ご質問など随時受け付けております。
本ページ最後の「当科で研修を希望される専修医の先生へ」もご確認ください。
▲ページの先頭へ
診療実績(内視鏡・超音波診断、治療)
消化管
|
2019 |
2020 |
2021 |
2022 |
2023 |
上部消化管内視鏡検査 |
5,675 |
4,860 |
5,335 |
5,219 |
5,018 |
上部・下部消化管ESD |
100 |
70 |
89 |
103 |
100 |
食道・胃静脈瘤治療(硬化療法・結紮術) |
63 |
39 |
33 |
53 |
55 |
胃ろう造設術および胃ろう交換 |
87 |
75 |
74 |
43 |
54 |
消化管超音波内視鏡 |
60 |
49 |
67 |
55 |
70 |
小腸カプセル内視鏡 |
27 |
34 |
37 |
16 |
23 |
小腸バルーン内視鏡 |
18 |
16 |
17 |
12 |
18 |
下部消化管内視鏡検査 |
2,750 |
2,462 |
2,690 |
2,659 |
2,612 |
肝臓
|
2019 |
2020 |
2021 |
2022 |
2023 |
肝動脈化学塞栓術(TACE) |
33 |
32 |
27 |
28 |
35 |
バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO) |
1 |
9 |
6 |
8 |
11 |
経皮経肝門脈塞栓術(PTPE) |
3 |
1 |
2 |
2 |
2 |
デンバー・シャント |
9 |
4 |
3 |
4 |
6 |
経皮的ラジオ波焼灼術(RFA) |
106 |
101 |
73 |
76 |
83 |
造影超音波検査 |
428 |
463 |
425 |
456 |
431 |
肝生検・肝腫瘍生検 |
98 |
82 |
102 |
77 |
81 |
胆道・膵臓
|
2019 |
2020 |
2021 |
2022 |
2023 |
ERCP |
548 |
422 |
521 |
563 |
518 |
超音波内視鏡検査(EUS下処置を含む) |
461 |
475 |
617 |
734 |
904 |
超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA) |
67 |
106 |
105 |
119 |
147 |
超音波内視鏡下治療(EUS-BD・EUS-PD・ネクロセクトミー) |
11 |
12 |
24 |
48 |
54 |
小腸内視鏡下ERCP |
36 |
43 |
36 |
64 |
39 |
経皮経肝胆管ドレナージ(PTBD) |
201 |
156 |
131 |
170 |
179 |
▲ページの先頭へ
内視鏡・超音波治療
内視鏡・超音波での診断をもとに、同日もしくは予約にて治療を行います。
多種の治療・処置を行っており、その一部を示します。
ESD
ERCP 透視室および検査時
|
肝臓と十二指腸をつなぐ消化管(胆管)に見つかった結石を除去しています。通常治療が難しいとされる巨大結石などでも、胆道用の内視鏡や破砕処置具を使用し、治療を行えます。 膵臓の結石(膵石)も同様に治療を行っています。 |
|
|
悪性腫瘍による胆管閉塞に対しても、ドレナージ(通過障害の解除)を得意としており、安全に処置を受けていただけます。 |
|
|
胃の手術後など、ERCP用の内視鏡で処置ができない方でも、小腸内視鏡を使用しERCPを受けていただけます。 |
EUS-FNA
|
膵がんや悪性リンパ腫の診断のため、超音波内視鏡を使用し針生検を行っています。 |
|
|
|
|
また、十二指腸に内視鏡が挿入できないなどERCPが困難な場合でも、超音波内視鏡で胆管・胆嚢・膵管のドレナージを行うことができます。(EUS-BD、EUS-PD) |
|
|
重症膵炎後の膵壊死に対しても、内視鏡的壊死物質除去術(ネクロセクトミ-)が可能です。 |
RFA
|
RFA:肝細胞癌に対する治療法のひとつです。超音波検査にて腫瘤を同定したあとにエコーガイド下で腫瘤を穿刺、ラジオ波を放出することにより凝固壊死させます。 |
|
|
Angio
|
TACE:肝細胞癌に対する治療法のひとつです。血管造影検査を行い、肝細胞癌の最終診断を行ったあとに、Angio-CTを行い、腫瘍の責任血管を同定します。選択的にカテーテルを挿入し、塞栓術を行います。 |
BRTO
|
BRTO:胃静脈瘤に対するカテーテルを用いた治療法です。胃静脈瘤の責任血管までバルーン付きのカテーテルを挿入し、塞栓術を行うことにより静脈瘤を消失させます。 |
|
|
|
▲ページの先頭へ
抗がん剤について
がん等の悪性疾患と診断された場合、抗がん剤治療が必要となる場合があります。
近年、がん遺伝子パネル検査、および多くの新しい抗がん剤(免疫チェックポイント阻害剤、分子標的薬等)が使用可能となりました。当院でもこれらの検査、治療が可能です。
▲ページの先頭へ
当科で研修を希望される専修医の先生へ
本ページでは、診療の一部を案内しています。上記、診療実績の通り、多くの経験を積んでいただくことが可能で、特に内視鏡治療・肝疾患治療においては、専門性の高い診療を行っています。内視鏡などの手技のみならず、肝炎治療薬・化学療法の使用・有害事象発生時の対応、癌性疼痛への対応などに対し、常にバックアップを行い、また毎週のカンファレンスでもサポートしています。
臨床研究・学会活動にも力を入れており、内視鏡・化学療法などの検討・解析、および症例報告にて経験を積んでいただき、対外的に発信していただけるよう支援します。
見学希望・ご質問などありましたら、下記までいつでもご連絡ください。
岐阜市民病院 消化器内科 奥野充
E-mail : gastro@gmhosp.gifu.gifu.jp