概要
当診療科は岐阜市歯科医師会を中心とした周辺歯科医院との病診連携を基本に、口腔外科的疾患を主な治療内容としていますが、病院内の歯科といった立場より、他の診療科の入院患者さんの一般歯科治療も行っています。
スタッフ紹介
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歯科衛生士
歯科衛生士3人(定数5人)
現在 歯科衛生士募集中
診療内容・診療実績
当病院が岐阜市の中核病院であることより、画像機器・放射線治療機器等も完備されており、当科における治療範囲は初期齲蝕~口腔悪性腫瘍としております。
具体的には
※ 一般歯科治療
虫歯、歯の根っこの治療、入れ歯、歯周病など
※ 口腔外科的治療
口腔腫瘍(良性・悪性)、外傷(顎顔面口腔領域の裂傷、顎骨骨折など)、顎関節症、親知らずの抜歯、歯肉の腫れ、顔面の腫れ、顎の膿の袋の治療、開口障害など
があります。
平成14年4月より特殊外来として舌痛症外来を開設いたしました。舌痛症とは舌に傷等がないにもかかわらず、持続的にヒリヒリ、ピリピリといった緩徐な痛みをきたすものです。治療は患者個々の証によった漢方薬(保険薬価基準収載方剤のエキス顆粒)の投与にて行います。
「舌がヒリヒリして気になる」「舌がヒリヒリするけど癌じゃないだろうか?」など御心配の方は一度相談下さい。
平成16年7月よりインプラント治療可能と なりました。インプラント治療とは簡単に言いますと、人工歯根(チタン合金)を顎骨に埋め込み、歯冠(歯の頭の部分)を作ることを言います。従来の治療方 法ですと歯牙の無くなった部位に、ブリッジ(橋義歯:セメントで着け、入れっぱなし)や、入れ歯(床義歯:取り外し)によりましたが、インプラントは 基本的には入れっぱなしで、取り外す必要はありません。ブリッジ、入れ歯、インプラントの特徴(*基本的なこと)を示します。
※表は横スクロールできます
| 保険適用 | 残存歯を削る | 取り外し | 装着までの期間 | |
|---|---|---|---|---|
| ブリッジ(橋義歯) | 有 | 有 | 無 | 10~14日 |
| 入れ歯(床義歯) | 有 | 少し削ること有 | 有 | 10~50日 |
| インプラント | 無 | 無 | 無 | 3~6ヶ月 |
*インプラント治療は、全身状態や口腔内の状態によっては、希望されても出来ない場合があります。一度お尋ねください。
※平成17年9月に、活性酸素種による口腔がん治療が当院倫理委員会にて承認されました。
入院手術件数
※表は横スクロールできます
| 年度 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 静脈鎮静 | 18 | 14 | 13 | 14 | 12 |
| 全身麻酔 | 74 | 96 | 87 | 105 | 95 |
口腔ケア外来について
口腔の環境と全身の健康は密接に関連しています。口腔ケアを行うことで誤嚥性肺炎や合併症の予防 、口腔疾患や口臭などの予防になります。
当科では平成16年より入院患者を中心に病棟訪問口腔ケアを開始し、さらに専門性を高めた口腔ケア外来を平成23年7月より開設しております。
平成24年4月より口腔ケアの一部が保険導入され周術期の患者様(全身麻酔などが必要な手術をうけられる方)や化学療法、放射線治療をうけられる患者様を中心にさらに専門的口腔ケアをおこなっております。
周術期口腔ケア件数
| 年度 | 2023年 | 2024年 |
|---|---|---|
| 件数 | 575 | 707 |
歯科用3DCT
平成25年1月より歯科用の3DCTを導入しました。
従 来の歯科用レントゲンでは平面単位の情報しか得られませんでしたが、歯科用3DCTは低照射量、短時間で立体的に多角的な観察ができるためにより正確な診 断を行うことができます。当科においてはインプラント治療や親知らずの抜歯、顎骨病変などにおいて治療計画や治療の安全性、確実性の向上に大いに役立って おります。
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当科における過去20年間(2002~2022)の口腔癌101例の報告
・性別、初診時年齢、発生部位、臨床病期に対し受診者の傾向と変化を調べた
・治療を実施した89例を診療録より治療法及び治療成績(1・3・5年生存率)を調べた



















岐阜市民病院 歯科口腔外科(診療に関わった医局員)
前田侑哉 北村優 近藤汰基 江崎幸樹 小林敦 中島教行 梅村直己 仲尾賢一 太田貴司 大澤将也 太田昌秀 近藤英仁 柴田暁晴 安田圭浩 田中佑一郎 武内勝章 勝野雄司 山岡慎太郎 青柳菜帆 山崎志穂 久馬孝仁 片岡辰明 高橋良昌
野田涼太 平島寬司 河田健太 兵東巌












